すあまの迷いっぱなし人生   笑って悩んで

独身中年、借金あり。生活を立て直し、5年後には田舎でのんびり生活したい。

原三渓の美術 伝説の大コレクション@横浜美術館

すあまです、こんばんは。

 

桜木町駅を出ると、途端に観光気分になりますね。

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ランドマークタワー

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動く歩道から見た、みなとみらい

目的地はここ。横浜美術館です。

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三渓の美術 伝説の大コレクションを観てきました。

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この絵は、国宝「孔雀明王像」。展示期間が限定されていて、今回はお目にかかれず。

 

中は写真撮影禁止だったので、フライヤーの写真を載せます。

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三渓とは?

原三溪(はら・さんけい)は、横浜において生糸貿易や製糸業などで財をなした実業家です。明治初年に生まれ、昭和戦前期にいたる近代日本の黎明・発展期に経済界を牽引しました。

一方で三溪は、独自の歴史観にもとづき古美術品を精力的に収集したコレクターであり、自由闊達(かったつ)な茶の境地を拓いた数寄者(すきしゃ)、古建築を移築して三溪園を作庭・無料公開して自らも書画・漢詩をよくしたアーティスト、そして、同時代の有望な美術家を積極的に支援し育んだパトロンでもありました。三溪のこうした文化的な営みは、財界人としての活動や人的交流、社会貢献活動家(フィランソロピスト)としての無私の精神にもとづきつつ、近代日本における美術界・美術市場の確立の過程と軌を一にしながら展開したと言えるでしょう。(横浜美術館HPより引用)

 

審美眼もすごいけれど、財力が桁外れにすごい!

何をいくらで買ったかの目録が展示されていたのですが、コレクションは5,000点以上 、国宝や重要文化財に指定されているものも多数、ということで現在の価値にしていくらかなんて下世話な考えは吹っ飛びました。

 

貴重な絵画や工芸品が一気に見られて嬉しかったです。

特に今一番やってみたい螺鈿細工の笛(重要文化財:伝本阿弥光悦 作)は細工の素晴らしさに惚れ惚れ。

三渓自身の絵や書の展示もありました。特に蓮の絵が私は好きでしたね。

 

横浜美術館HP

harasankei2019.exhn.jp

 

展示物はとにかく古いものや貴重なものが多いため、作品保護上、会場は照明が薄暗くて、鑑賞はやや難儀したかな。(年齢のせいもあります)

展覧会場でよく使っている方を見かけるこれ。単眼鏡を買おうかな〜と思っています。

ピンキリね。よく調べてから買おう。

 

展覧会に大満足して、ミュージアムカフェで休憩。

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展覧会をイメージしたパフェ(どの辺が?わからない。けど食べる笑)と白ワイン。

平日に美術館でシャンパンやワインを飲むのが好きです。

 

さて、原三渓といえば、横浜に「三渓園」という大きな庭園があるのですが、こちらも原三渓の構想で、古建築や茶室など歴史的建造物が移築され、自然との調和を図った、三渓の美意識の結晶のような庭園です。

蓮の時期は終わってしまいましたが、いつ行っても美しいですよ。すごくおすすめ。

私も涼しくなったら、久々に行ってみようと思っています。

www.sankeien.or.jp

 

展覧会は9月1日まで。機会があれば、三渓園とセットで行ってみるのもいいですよ。

 

ではまた。お読みいただきありがとうございます。